海外に住んだら、ルー大柴的な話し方になってしまう必然

海外にお住まいのみなさま、もしくは帰国子女のみなさま、時々日本語を話している時に「この言葉、日本語ではなんというんだっけ。」と日本語を思い出せないこと、よくありませんか。

ちょうど別の記事を書いていて、「messy」→「散らかっている」と日本語を本当に2分くらい思い出せなくて、まあまあ焦って。「ああこの現象。みんなどう思っているのか知りたい。」と思ってこの記事を書くことにしました。

私個人としては、いまは基本頭の中に日本語と英語とフランス語が混ざっていて、時々すごく変な物言いをしてしまうことがあります。

日本にいるときは、日本語以外を話す状況を理解していなかったので、英語を混ぜて話す人にちょっと、、ぶっちゃけて言うと(なんでわざわざ英語を混ぜるの?)と、「む??」っと・・・思ってました。(ごめんなさい)

でも今ならわかる・・・しょうがない。。と。

あのとき、勝手に「む」と思ってしまった人たちに対して、勝手に心の中で土下座します。

個人的な考察では、

多分、海外に住み始めて浅いほど、ルー大柴的な感じになるのでは?と思っています。長年住んでいれば、どの言語もある程度頭の中に定着しているので、話す相手の使う言語によって、切り替えが可能。

私は例えば、日本人と遊ぶ日が続けば、日本語しか出てこないし、英語を話す人とずっと一緒にいれば、英語でしか言葉が出てこないです。

ちなみに英語に関しては、ある程度の日常会話は基本問題ない感じです。ネイティブの言い回しではありません。プレゼンを通すためのようなビジネスレベルはないです。大学受験の勉強と(大人になって英語を使い出したら、意外と残ってることに気づいた。ありがとう18歳の自分)、それからカナダのバンクーバーで2ヶ月半勉強しました。そして、フランスに来てから、日本人以外の友達とは基本英語で話しています。イギリス人と住んでいたし、学校でいっつも一緒にいたのは英語ネイティブの韓国人だったので、体で覚えろ学習をしました。フランス語はどこへ・・・。

だから、一番困るのは、英語を話す友達と何日もずっと一緒にいたとき。

私の頭の中では、日本語で思考してから英語に変換しているのではなく、英語で思考してそのまま英語で出てきているので、日本語が介されていない。なので、英語を話している時は、日本語が頭の中からほぼ外出しています。

なのでそのあと日本人と会うと、日本語と英語が、ものすごーく、混ざります。多分10-15秒くらい沈黙して日本語を考えると、最終的に出てくるのですが、それを待たずに口からついて出てしまう言葉を優先してしまいます。だから、即席ルー大柴になれる。笑

フランス語は、私はまだA2レベルです。(これは、フランス語能力を測るレベル単位。初心者がA1(文の構造を知る)で、そこからA2(基本的な日常会話はできる)、B1(議論できるレベル)、B2、C1(ビジネルレベル)と、レベルが分けられています。)

で、私はフランス語がそこまで定着していないことと、脳の中では日本語で思考する→フランス語で出力する、と順番があるので、日本語も同時に頭の中に浮かんではいます。だからちょっとなるけど、あんまりルーにはならない。

でもこのルー大柴現象は、言語学習にとっては良い兆しのようです。

日本語で思考をしていたら、伸びが遅くなると思います。これは海外にきてから、自分の経験はもちろん、周りを見た統計や、実際語学学校の先生に聞いたりして出した一つの説です。英語やフランス語で直接思考ができるようになれば、そこからは成長曲線がグンと伸びます。

バンクーバーにいたとき、初めて英語で夢を見ました。日本人の友達はあんまりおらず、住んでいるところも、学校の友達も、周りが英語で話す子ばかりだったので。脳が慣れていってた頃です。英語で思考できるようになったんだなあ。と嬉しかったのを覚えています。

韓国人、ベトナム人の仲良い子たちとずーっと遊んでいました。本当に妹みたいで可愛かったな。

(これはイメージ写真 笑)

この記事(学校のイスに座ってるだけでは東大に行けないのと、外国に住んだだけでは言語を話せるようにならないのは同じ理屈)でも書いたように、学習方法は人によってベストなものは違いますが、私は体験型学習が合っています。つまり、机の上でひたすら授業を聞くより(授業はいつも50分くらい遅れる上に眠くてほぼ意識ない)、友達と遊んだり、映画や動画を見たりする方がいいです。

ご飯を作りながら、食べながら、Youtubeをひたすら見ています。

英語だったら「バイリンガールちか」さんの動画。

あとfacebookのウォールで流れてくるGQ JAPANとVOGUEの動画。GQ JAPANはザリガニたちのアニメのやつが好き。VOGUEは名だたるセレブたちに73の質問をするやつが好き。

あとはできるだけ、映画館で映画を見るようにしています。パリでは、基本英語音声のフランス語字幕のものを見ています。

フランス語だったらNHKの「テレビでフランス語」がめっちゃいいです。ブランド店で会った日本人店員と話したときにも、「私も10年前「テレビでフランス語」で勉強してたわー。」と言っていました。

あとyoutubeでは「レ・ザトリエ」というのが最近始まって、フランス人が日本人向けにフランス語構文の動画を作ってくれてるんだけどわかりやすくて面白いよ。あとこっちのテレビでは、シンプソンズが個人的にめっちゃ好きで見てます。(あのcrazyさ・・)

パリでは土曜日の夜に3時間くらいぶっとおしで放送しているから、それを見てる。頭おかしいアニメだから、フランス語わからないところでも普通に笑える。でも難点はね、声優の声がほぼ全キャラクター聞き取りにくい!笑

日本のシンプソンズの声優もそうですよね。ホーマーは所ジョージさんだけど面白い話し方にしているからクリアには聞き取れない。俗語も多いから本当は学習には向かない。ただただシンプソンズが好きだから見ているだけ。笑

学習のための映画に関してもいろいろおすすめがあるけれれど、大長編になっちゃうからまた今度書きます。

「君の名は。」の時はパリのchatlet(難波・梅田的なエリア?)の映画館で、日本語で見ました。超面白かった。フランス人もすっごい笑ったり、感動してたりしていて、ちゃんと伝わっているんだ、翻訳ってすごいなあと思いました。

このニュアンス、翻訳を通してもちゃんと伝わるの?って思うシーンもいくつか合ったけど、しっかり届いてるんだね。翻訳ってすごい。戸田奈津子さんすごい。(あ、フランス語か、、翻訳者誰だろう。)

あとは一人で歩いている時に、妄想会話をよくしているけど、これも勉強になると思う。友達と会う前に何話そうかなぁって妄想して頭の中で練習してる。

とにかく言語について考えることは面白い。そもそも人がいて、文化が合って、そこから思考されたものが言語として出ているから、違う言語を知るということは、違う考え方も知ることができるということかと思います。

語学を勉強するだけで「こんな考え方あるんだな」と発見がありとても楽しいです。

その証拠に、日本語では存在するけれど他の言語で全く同じニュアンスでは訳せない言葉とかあるし。

「わび・さび」とか「微妙」「もったいない」「いただきます」「ただいま」「お疲れ様」とか・・・。

言語ってただ言葉が違うだけじゃないんだな感じます。

言語からの享受を、こぼすことなく受け取っていきたいと思う。

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