バイマのキャッシュフローとは?利益はあるのに手元に現金がなくなる理由を解説!

バイヤーノウハウ

こんにちは!

「セリングサンセット」というNetflixオリジナルドラマにハマっている、パリ在住パーソナルショッパーのSAKIです。

このドラマ、ロサンジェルスの高級住宅街で豪邸を売りまくる営業美女たちが主人公の話で、めっちゃキラキラな話なんですが、実話なんです。

出ている美女たちは息を飲むほどの美女で、VOGUEの表紙を飾った美女もメンバーの中にいます。

モデルを辞めた後に、猛勉強して宅建の資格を取って、豪邸をセレブたちにインテリかつ信頼ある接客で売りまくっています。

実話だから余計面白いですねー。美しくて賢い女性たちが、仕事を頑張っている姿。やる気出ますね!

(この人不動産営業。やばくないですか?笑)

泥臭く仕事をやるドラマとかも好きですが、このドラマはそれだけじゃなくって、ピンヒールを履いて美しい姿で工事現場に颯爽と行ったりしているのが面白いですね。

人は見た目が9割。って本も流行りましたが、ほんと、このドラマを見ていたらビジネスにもビジュアルって大切なんだなーと、感じます。

「ビジュアル」なんて関係ない!努力だ、って思ってた派なんですが、世の中どれだけアホなこと言ってても、美しかったら売れますよね。。

「美」ってやっぱり正義だなって思います。

そして、このセレブ不動産業、1件売ったら入ってくるマージンは、1,000万円にもなるとか。すごいなー!

私も頑張ろう!そしてでかい家を買おう!(本気)

ビジネスのやる気も一層出るドラマです。

さっ、鼻息も荒くなってきたところで、

 

今日は、タイトルにある通りちょっとホラーなことが起こる可能性がバイマにはあるので、そのお話をしたいと思います。

というか、これバイマに限らず全てのビジネスで起こり得る現象です。

それは、「利益は出てるのに、なぜか手元にお金がなくなった!」っていう現象。

 

「利益は出てるのに、なぜか手元にお金がなくなる」ホラー現象

 

これ、バイマでも起こり得るんです。

みなさん、黒字倒産って言葉を聞いたことがありますか?

「黒字って利益が出ている、儲かっているんじゃない?」っていうことまでは分かるかと思うのですが、なぜ倒産と言う単語とセットになるの?って疑問だったりしませんか?

私は、自分で黒字倒産しかけるまで、その意味がよくわかりませんでした。(笑)

実は経営って「利益」が出ているかどうか」が続けられるかの肝ではなくって、「資金」が手元にあるかどうかが、続けられるポイントなんです。

バイマでのショップ運営も、立派な経営です。

初めての自営業がバイマだったのなら、どうしてもその月ごとの売り上げや利益にフォーカスしてしまいがちですが、会社はどんなに「利益」が出ていても、手元にあるお金が無くなったら続けることができません。

なので「使える資金」がちゃんとあるかは、常に把握しておく必要があります。

説明していきますね。

「キャッシュフロー」 カタカナにされたらわからんわ!って方に

 

キャッシュフローってカタカナにすると一気に難しく感じるかもしれません。

日本語にすると「現金の流れ」ですよね。

バイマなどのビジネスをやるなら、この「現金の流れ」を把握しておく必要があります。

バイマでのキャッシュフローってどんな感じ?

 

「現金の流れ」と聞いて、

「バイマはクレジットカードで仕入れることがほとんどし、現金で商品を買わないから関係ないんじゃないの?」って思うかもしれませんね。

関係・・・あります。

各バイヤーの仕入れ方にもよりますが、基本関係してきます。

まず、バイマで商品を売った場合の流れですが、

(1)在庫を持たずに売りたい商品を出品する

(2)売れる(7月1日とする)

(3)クレジットカードで買い付け、海外から発送(7月2日とする)

(4)お客様の元に届いて、お客さんが到着通知のボタンを押して、取引完了(7月10日)

(5)到着通知が押された後、一番近い日にちの「1日、6日、11日、16日、21日、26日に「振込依頼受付中」の表記が出る(7月11日)

(6)その後、各5日間中に「チェックしたものを振込依頼する」ボタンを押す (7月13日にボタンを押す)

(7)振込依頼の締切日(7月15日)

(8)10日、15日、20日、25日、末日、翌月5日に振込手続きがなされる。(7月15日)

(9)振込依頼の締切日から、4営業日後に振り込まれます。(7月20日)

こんな感じです。

これは最速の流れですが、7月2日にクレジットカードを使って買い物をして、そのクレジットカードが月末締め、翌月27日払い(日本のクレジットカードの一番一般的な締め日引き落としパターン)だったら、8月27日にクレジットカードに紐づいている口座から引き落とされますよね。

バイマから自分の口座には、前述の通り7月20日にお金が振り込まれているから、余裕です。7月20日から8月27日の間は、口座にお金が増えた!とすら思うかもしれません。

けれど、上記の例は一番早く取引が終わったパターンです。

もしかしたら、各フローが遅くなる可能性もあります。

例えば、

(3)「クレジットカードで買い付け、海外から発送」のフローで、

無在庫販売のためなので、注文が入ってからすぐには買い付け先が見つからない場合もあります。

だから、買い付けして発送するまでに1週間かかる可能もありますよね?2週間くらい世界中を探しても、見つからない時もあります。

(4)お客様の元に届いて、お客さんが到着通知のボタンを押して、取引完了

このフローでも、海外から日本までの国際便が混み合っていて、3週間くらいかかる時もあります。(特に冬)

また、お客さんが到着通知のボタンを押してくれないこともあります。

お客さんが「届きましたよー!」っていう証拠のこのボタンを押さないと、取引は完了にはならないので、お客さんが押し忘れたら取引は終わりません。。

なので、フローのどこかで、時間がかかってしまうこともあります。

そうこうしているうちに、引き落とし日が迫ってしまうことも。

 

また、今回の例は7月1日と「月初に買い付けた場合」にしましたが、もしかしたら7月30日に買い付ける場合もありますよね。

そしたら7月31日に7月分は締まって、翌月の8月27日に引き落とされます。

すると引き落としまでの猶予は2ヶ月もありません。1ヶ月弱です。

だから、もしどこかのフローが遅れたら、それまでにバイマから入金されていない可能性がありますよね。

そしたらバイマからの入金より、クレジットカードの引き落としが先です。

1件ならいいですが、もし10万円の商品が10件=100万円分がバイマからの入金より先に口座から引き落とされてしまったら。

当然ですが、口座にある現金から、引かれることになります。バイマからの入金はそのあと。

もっと販売金額が大きかったり、もっと件数が増えてくると、その負担はますます大きくなり、

「あれ、クレジットカードの引き落としの時に引き落とされる現金が口座にないよ」「詰んだ・・・」という恐ろしい展開があり得ます。

実際私は月に700万円くらいを初めて売り上げた時に「あれ??口座にお金が思ったよりないぞ?」「どうしよ、引き落とし日、、しぬ。。」「バイマ止めなきゃ」ってなりました。

本気で泣きそうになりましたし、正直に言うとちょっと泣きました。

だって私、一応クレジットカードの枠などを計算してて、その計算上では足りていたのです。だから想定外だったんです。驚きました。

クレジットカードのトラップ

 

そう、そこにはクレジットカードのカラクリかも。陥りがちなトラップがあったのです。

みなさんがあまり気づかないかもしれない、クレジットカードのことについてお話します。

知ってたらすみません。でも、コンサル生に言うと知らない方がほとんどなのでシェアしますね。

 

クレジットカードって、「利用可能枠」って言うのがありますよね。

例えば「利用可能枠100万円」とか。カードごとにあなたが使える金額が決まっています。

そう書かれていたら「月に100万円使えるんだ!」って思いません?

アホな私は思いました。何も疑いもしませんでした。

そして、ひと月にカード1枚につき目一杯100万円分使い、翌月の1日になったらまた枠が全部空いて、使えると思ってたんですが。

思い出してください。このクレジットカードって月末締め、翌月27日払いだったな・・。

ってことは、この利用可能枠、翌月の27日までパンパンのままなんですよね。

全てのカードが枠が使えなくなってから気づいた私・・・アホですね。

カードが使えないから、新しい買い付けはできないし、冬だから商品が国際配送遅延しまくってて、お客さんからの到着通知も来ないし、、。

で、詰みました。

 

結果的に、月に100万円利益が出ているのに、引き落としのお金が足りなくて、リアルに泣きました・・。

追い詰められた結果、考えまくってなんとかできたんですが、、、。

この時のなんとかできたワザ(誰にもお金を借りたりせずに解決しました。)もまた記事にしたいと思います。

とにかく、日本のクレジットカード枠はだいたい上記で説明した締め日引き落とし日パターンが多いので「利用可枠は、約2ヶ月に対して使えるお金」と思っていた方がいいかなと思います。

キャッシュフローを詰まらせない方法4選

 

そもそも、こう言う風に詰まらないようにする方法があります。

簡単にまとめると以下のような感じです。

 

・締め日が違うクレジットカードを数枚使い分ける

・クレジットカードに早め返済をする

・資金を借りる 日本政策金融公庫で借入する

・お客さんが到着通知を早く押してくれるように、注文時から工夫をする

 

あれ、この「キャッシュフローを詰まらせない」対策法に関してここに書き進めていこうと思ったのですが、思いの他長くなりそう。。

別記事にまとめますね!

 

一旦ばいびー。またね!

Saki

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パリ在住のジャーナリスト、ファッションバイヤー。

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