フリーランスは自由!?時間や場所が選べるからではなく、自己決定権があるから

こんにちは。
フランスと読書が好きなフリーランスのSAKIです。
パリのアパルトマンからお届けしています 。
皆様いかがお過ごしでしょうか ?
(この記事は同タイトルのわたしSAKIのラジオの書き起こしになります。)
このタイトルのラジオを聴く、はこちらから⇩
https://anchor.fm/dashboard/episode/e8ukmc
目次
【前置きむだばなし】
初めにちょっと言いたい事があるんですけども 、
友人の1人がこのラジオを聞いてくれていて 、よかったらしいんですよ 。
で、今度感想を日本からフランスにエアメールで送るわ、って言ってくれてたんですけど 、
次の日、パッとLINEを見たらリンクが届いていて 何のリンクだったかと言うと
私のラジオの感想を、ただただ語るだけのラジオをその子が解説していて 、そのラジオのリンクが送られてきたんですね。
そのラジオの存在なんやねんと思って。。
聞いてみたら、まあまあクオリティが高くてですね。
私の言いたいことも伝わっていて、それについても解説してるし、
全部で20分あるんですけど 、前半の12分位は
初回ってのもあってか、私のラジオのよそ行きの声についてだとか、喋り方のクセについての解説とかを延々としてるっていう。
そんな報告があって、
友人のしょうもない事に対する行動力の速さに
すごい笑ったっていうか、結構面白いラジオでした 。
”おにぱ”っていう友人なんですけども、ラジオ局を開設してて、
その名前で検索したら出てくると思うんですけど、
ちょっとテンション上がりました。
このラジオをコソコソやっているんですけども、
ちょっとずつ、どなたかの心の中に広がっているっていう事が
嬉しくて今日も録ります。
お付き合いを 宜しくお願い致します。
今日のラジオのテーマなんですけれどもテーマは、
【フリーランスは時間や場所が自由だからオススメなのではない】
フリーランスって時間と場所が自由で幸せだよ。オススメだよ。ってよく言われてますけれども、
ちょっと言葉足らずだなって思っています。
何が自由っていう本質としては、
自分で決定出来る「自己決定権」があるからじゃないかな、と。
自由で幸せと感じるんじゃないかって事を、今日は話していきたいと思っています。
このフリーランスっていう働き方って、ここ数年で増えてきてるんですよね、
そういう方が発信したりですとか、何処かで聞いたりしている時に時間も選べるし場所もどこでも出来るし、いいよ。
みたいな事が言われてると思うんです 。
そうだなあと思って聞いてたし、自分でもたまに言ったりしたんですけど。
よくよく考えたら、まあそうなんですけど、それが幸せだなと感じる最たる理由じゃないなと思って。
【フリーランスは自己決定権があるから自由】
さっき最初にテーマで言ったみたいに
自分で決めれる決定権があるから、人は幸せを感じるって言うのをフォーカスした方が
見えやすいんじゃないかなって思ったんですよ。
時間とか場所って目的語の一つであって、いろいろ決定出来る中に、もちろん何時に起きてもいいし、どこで働いても、パソコンがあれば出来るっていうフリーランスの人は多いと思います。
でも、それは決定出来る事の「一つのカテゴリ」であって、
自由の本質は「決めれる」って事。それは、結構人が幸せを感じる事が出来るらしいんですよ。
【幸せという単語を胡散臭いと感じる人へ】
この話を続けていくときに先に言っておこうと思ったことは、
自分で決定できる自己決定権が幸福度を上げるっていう事の
論拠があるので、それを先に言っておきたいと思ったんですね。
どうしてかと言うと、幸せとか幸福みたいな単語って、ちょっとアレルギー反応がある人っていると思うんですよ。
胡散臭いって感じちゃったりする人もいると思うんですね。
私もよく胡散臭い事とかについて考えたりするんですけども、どうしてそういう単語が、本来ポジティブな言葉なのに胡散臭く感じるかというと、根拠なく唐突に肯定を突きつけられる。だからじゃないかなって思います。
これがいいですよって、当たり前のように肯定されるって事が”えっ?どうして?””なんでやろう?”って思うのではないでしょうか。
でもなんか圧倒的な肯定力があるような言葉なので
”なんか正解なのかな?”
って思っちゃう。
幸せですよ、幸福ですよって、言ってしまえば、「言ってる人のただの感情」じゃないですか。
言うたら論拠のサンプルはその人一人。だからサンプル数1なんですよ。
根拠としては弱いというか。
それを理由とかなしにグイグイ言うと”うっ”と感じてしまったりする人もいるんじゃないかなって事で、
こういう話をするんだったら、根拠が私の気持ちだけで言うんじゃなくて、色々あるよっていうのをちょっと言っておいた方がいいなと思ったんですよ。
【イースタリンの自己決定権の研究】
調べてみたら結構研究されていて
自己決定権が人の幸福度に繫がるっていうのは1970年位から注目されているテーマらしくて。
一番有名なのが”イースタリン”っていう方が1970年に検証した結果としてこれが出てたりする研究があります。
他にも、フランスの元大統領サルコジさんが、委員会を設置して人の幸福度を測る時に
自己決定権っていうのをベースとして何万人の人に調査して分かったりですとか、
日本だと神戸大学でも研究されているみたいなんです。
なので一人の感情だけの話じゃなくて割と社会的に実証されているっていうのを踏まえて話せたらなって思っています。
【フランスと日本の2拠点生活で感じたこと】
実際そうだなって思っているんですよね、個人的な経験でも。
それが、場所と時間が自由だからっていうのはすごい分かりやすいんで最初は自分でもそうかなと思ったんですよ。
フランスに住みながら、パソコンで家でもカフェでも出来るし、日本にいつでも帰れます。
パソコンで仕事をしていて、ネットショップを持ってるんですけども、スタッフもいろんな国にいるので、スタッフに頼めば商品を買ってもらえるし、自分はどれだけ日本にいても仕事出来るんで。
去年とか5回位日本に帰ったりして、割と二拠点生活だったんです。
それが幸福な気持ちに繫がってたなっていう自負があったんで、そうかそうかって思ってたんです。
ただ、時間と場所が例えば自由でも、仕事の内容の決定権が自分なくて、仕事をもらう先が沢山あったとして、常に締め切りに追われたりしたら、場所が例えば良い所に行っていたとして、缶詰でやらなきゃいけなかったりして、
幸せって感じる幅は若干減るんじゃないかなって思うんですね。
【自分でビジネスをつくろう】
私の今の仕事だったら、全部仕事の内容を作ってるんですよね、自分自身で。
だから誰かに急かされて、締め切りに急かされて仕事をしないといけなって事は
基本的にないですし、自分が心地良くて続けられる形っていうのを自分と向き合って研究しながら、且つ、自分のサービスを買ってくれる方にも
満足度が得られるような形をずっと追い続けてやっているんです。
そうすると、自分の自己決定権がある部分がほとんどなので、かなり自由なんですよね。
だから幸せだな、幸福だなと感じていてですね。
だから一概に、”フリーランスはオススメですよ 、フリーランスは自由でオススメですよ”って言葉だけをそのまま受け取って、”そうだなぁ”って思って、どんな形でもいいけどフリーランスになったとしたら、”あれ?なんか聞いてたのと違うな”ってなる可能性があります。
だから、言葉を足しておきたいなっと思ったんです。
【フリーランスにも受注型、発注型など種類がある】
例えばフリーランスでも、会社と変わらない形でクライアントから仕事を受けて
締め切りに追われてやるって形も勿論あります。
それはそれで別にいいと思うんですよ。
自分がその形を取りたいってその人が自分で決定してるんだったら、
それは自分に決定権があるって事で、
必ずしも自由すぎるのがいいってわけじゃないと思います。
【会社員、フリーランスどちらがいい?】
とにかくフォーカスすべき所は、自己決定権があるかどうかってとこだと思うんですよ。
そこにフォーカスすれば、どういう仕事がよくて悪いかっていう偏見だとか偏った意見になりづらいので、その理由とか根拠を掘って掘って間違えずに本質を掴むので、誰かと喧嘩になったりしないなって思ったんですよ。
表面だけ捉えてしまうと、どうしてもじゃあその反対側の人を、ネガティブに言っちゃう意見にも取られかねないと思います。
わりと、本当に本当の所はどうなのかって所を掘ると、
何が悪い何が良いって事じゃないって事に色々気付いてですね。
それはすごく気持ち的に安定する考え方だなって、色んな事にネガティブな気持ちを持たないし、自分の仕事も肯定出来て、他の人の仕事とかも肯定出来ると思うんですよ。
だから、そういう考えでいくと、会社員の方とかで、会社員やりたいと思って自分でそれを選んでいるんだったら、それは自己決定権がそこにあるってことなので、十分幸せだと思うですね。
会社員だからどう。フリーランスだからどう。って形の方に囚われていると
間違っちゃうなって事を思ったのでお話しました。
参考になれば幸いです。
それでは、皆さま良い一日をお過ごし下さい。
ではでは。
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