日本人のファッションの傾向は圧倒的に◯◯。中国人の趣味と全然違う理由【BUYMA海外買付】

バイヤーノウハウ

冬物戦争が落ち着き、店員のゲッソリ顔も見ることが減ったサントノレ通り。1月までは本当にみんな忙しそうだったね、、。

今は旧正月なので、パリ屈指のブランド街サントノレ通りにも、こんな飾りつけがありました。

あけましておめでとう!

旧正月あけおめでとう

中国の方向けにレッドベースの商品も限定販売されていたりしていましたね。

お正月旅行で家族できている人も結構お見かけします。

でもそれと同じく、パリの街に日本人の旅行客がめっちゃ多い!!!なんで?卒業シーズンだからでしょうか。

閑散期に店員さんとの絆を深めて、在庫確保率をあげる

冬の戦争からは少し元気になった店員さんとおしゃべりして、入荷情報や人気のものを聞いたり。

BUYMA市場もちょっと落ち着くけど、閑散期ニッパチの、今だからできることをやっています。

BUYMAで海外買い付けもやっている人は、もし自分が日本在住で海外のお店にいけなくても、買い付けの外注さんに重要性を説明してやってもらうといいですね。

在庫確保率変わります。(笑)

日本人の好きなファッションの傾向

日本人が好きなカラーやデザインは、他の国の方々とまた毛色が違っていて、聞いていると面白いです。

圧倒的に、無難なデザイン、また無難なカラーや素材が人気です。

すっごく偏っているそう。

中国の歴史を紐解けば、ファッションがわかることもある

例えば中国人は、てかてかツルツルな素材とか(日本はそこまで人気ない)、派手カラーが人気です。

中国共産主義の歴史が長く続いていて、人民服だったためファッションを選べない時代が長かったそうです。

最近洋服を自由に選べるようになって。そしてさらに最近世界の富が割と中国に流れていて、ブランドものを買えるようになったので、流行や感覚はそのヒストリーを踏まえて認識すると「なるほど」と思うようになります。

いろんな国で買い付けしているなら、こういう他の国の人たちのヒストリーや趣味を把握すると在庫の確保の道が一層見えやすくなりますね。

てか、ファッションはヒストリーとか国の状況とかが結構反映されますよね。

(ブランド店舗の商談ルームです。)

 

【ご連絡】今後、お友だちからの「これ買って!」の依頼はできかねます。

パリでバイヤーをやっていることから、お知り合いや友人の方から、よくブランド品を買って欲しいと頼んで頂きます。

役に立てると嬉しくて、去年までバンバンお受けしていたのですが、あまりにも増えてきたこと、また、様々な理由で今後お受けすることができかねることをお知らせします。

一番の理由は、何かあった時に交友関係にヒビが入る可能性があるのがいやだからです。皆様との交友関係を最優先にしたいからです。

一応理由を全て明記しますと、

・国際発送のため、万が一の郵便事故のリスクは0パーセントではない。ビジネスとしてお受けしないとその保障が取れない。

・頼んだものとイメージが違うかも、ってなった時に返品ができない。

・「違うものを頼んでしまった!」ってなっても買い付けしていたら引き返せない。

・なんかあった時に気まずくなるのが本当にいや

・私のクレジットカードの買い付けの枠が減るので、ビジネスに支障が出る。

サービス(ビジネス)として、きちんと責任の所在を決めた上でお受けすることは可能ですが、第一バイヤーとしての私の安くないサービス料をお知り合いの方から取るのがあまり気乗りがしないです。安くない理由は、ビジネスでやっているのと同じ値段にしないと、その分クレジットカードの買い付け枠を使っているのでその分買えなくなり、売り上げが減り、ビジネスに支障が出るからです。

どーーーーしても、という方はご相談くださればと思います。

お友だちに買うのは、好きだったんですけどね、、。これ似合うかな〜とか考えることがけっこう楽しいので。でもちょっと上記の理由で物理的に限界がきたので、、残念です。

(工事中の寺院に広告ドーーーン。どこでもスペースな発想。)

ではまたね^^

Saki

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パリ在住のライター

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パリ在住のジャーナリスト、ファッションバイヤー。
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