バイマのキャッシュフローを詰まらせない対策4選

バイヤーノウハウ

こんにちは。

今日は7月14日、フランスは革命記念日です。

朝から楽しそうな音楽や、飛行機の旋回する音が聴こえてきます。

この日はフランスはお祭り騒ぎなんですね。

どこでも花火が上がったり、朝からシャンゼリゼ通りやエッフェル塔があるシャンドマルス公園やマレ地区でイベントがあったり賑やかです。

私も夜はエッフェル塔に咲く花火を見ます!たのしみー。

前回、こんな記事を書きました。

バイマのキャッシュフローとは?利益はあるのに手元に現金がなくなる理由を解説!

 

で、バイマにおいて、ひいては全てのビジネスにおいて重要なキャッシュフローを詰まらせない対策として最後の章で4つ挙げたのです。

ただ既に記事が長くなりすぎていたので、別記事にまとめよーって言って、今ココの記事、です。(漫画の最初にある、前回のあらすじ説明。的な)

 

4つ挙げたので改めて書きますね。

 

キャッシュフローを詰まらせない方法4選

 

簡単にまとめると、以下のような感じです。

 

・締め日が違うクレジットカードを数枚使い分ける

 

・クレジットカードに早め返済をする

 

・資金を借りる 日本政策金融公庫で借入する

 

・お客さんが到着通知を早く押してくれるように、注文時から工夫をする

 

一つずつ、説明していきます!

 

締め日が違うクレジットカードを数枚使い分ける

 

前回の記事でお伝えしたように、

クレジットカードの締め日が月末(31日)だとして、買い付けを7月30日にしたとします。

そしたら、その分は7月31日には締まって、7月の利用分として請求に上がってきます。

そして、翌月27日払いなら、8月27日に引き落とされてしまいます。

その猶予を少しでも長くするために、月末締めでないクレジットカードも持つといいですよ、という話です。

例えば別のカードで20日締め、翌月10日払いのものを持っていたとします。

そしたら、7月30日に買い付けても、その締め日は8月20日、支払いは9月10日になりますよね。

最初の例は8月27日でしたが、9月10日まで伸びたので、プラス14日です。だいぶ余裕が生まれましたね。

クレジットカードに早め返済をする

 

クレジットカードは、引き落とし日が27日だったとしたら、

そのまま引き落としを待つなら、27日までカード枠はいっぱいのままですが、

早めに返済ができます。

クレジットカード会社に電話して、早めに返済します、と連絡するだけです。

カード会社によっては、指定の口座に入金が必要なところもありますが、早くクレジットカードの枠を開けて、また使いたいならこのやり方はかなり有効です。冬の繁忙期など、カード枠がいっぱいになってもう買い付けられない・・・!となることもかなりあるので、泣きそうになったときは、試してみてください。(笑)

資金を借りる 日本政策金融公庫で借入する

 

バイマを個人事業主でやっていても、「資金を借りる」と言う手があります。

中小企業をバックアップしてくれる日本政策金融公庫というところがあります。

https://www.jfc.go.jp/

私は海外在住なので、自分自身ではここから借入をやったことがないので恐縮ですが、周りのバイマ仲間は結構やっていますね。

かなり低金利なので(300万円借りて、月5,000円前後の金利。詳しくはご確認ください。)、資金がさえあれば買い付けて、利益を出せそう!って方は、挑戦してみるといいかもしれません。

無理してやらなくてもいいですが「借入」をマイナスのイメージで捉えているなら、ここからならクリーンな借り方なのでよろしくないリストに載ったりとかってことはないですし、

株式会社とか大きい事業するところじゃないと「借入」なんかすべきでない、と思っているなら、そんなことないです。

私たち個人事業主のためのここですし、立派なビジネスと言う自負、投資をしてリターンを取ると言う基本のビジネス姿勢を頭に入れるといいかなと思います。

ただ返済プランや事業プラン(年間計画のようなもの)はしっかり立てる必要があります。

お客さんが到着通知を早く押してくれるように、注文時から工夫をする

 

キャッシュフローが滞る原因のひとつに「商品が到着したのに、お客さんが到着通知ボタンを押してくれない」ということがあります。

バイマは、お客さんが「到着通知ボタン」を押さないと、取引完了になりません。

取引完了にならないと、販売金額が振り込まれるフローに進みません。

なので、出来るだけ到着通知ボタンを押してもらえるように、案内をしておくというのも予防策のひとつです。

そもそもアカウントのお知らせ欄に「商品が届いたら到着通知ボタンを押してくださいますよう、ご協力お願いします。」

って感じの趣旨を書いていてもいいですし、

商品を発送した際の通知にも「バイマの取引の詳細を簡単に説明して、到着通知をしてくれないとバイヤーにお金が入ってこないので協力お願いします。」という趣旨の内容を、丁寧にプレッシャーをかけずに感じよく書いておくとベターです。

これだけでも、到着通知のボタンを押してくれる確率がグッと上がりますので、オススメです。

こんな感じで、予防策は色々と取れるので、工夫してキャッシュフローを滑らかにして、売れ時にチャンスを逃さないようにしていきましょ。

ではでは、またねー!

Passer une bonne journée!!(良い1日をお過ごしください!)

SAKI

Saki

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パリ在住のジャーナリスト、ファッションバイヤー。
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