中国を見れば、世界のテクノロジー文化最先端が見れる!おじいちゃんまでアプリ決済

ラジオ書き起こし

この記事は「中国を見れば世界の最先端がわかるが、日本はビジネスの開始が早すぎると誰もついてこれないので、掴んでる情報が最先端なら、ちょっと寝かして、さっいこか、が最適解。」というSAKIのラジオ(podcast)の書き起こしです。

SAKIのラジオの今回の記事の分を聴く

https://anchor.fm/dashboard/episode/e8t5jd

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こんにちは。

パリのアパルトマンからお届けします。

フランスと読書が好きなフリーランスのSAKIです。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

【前置きのむだばなし】

 

このラジオを友人が聞いてくれて、言われたことがありまして。

最初のキャッチコピー、なんたらかんたら言ってるんですけど、その後に、そのよそ行きの声から普通のいつもの声に戻るのが早すぎる、

みたいなの言われて面白かったんですけど。

最初だけよそ行きしてるんですけど、10秒しかもたないってゆう感じで。

結構、緩くこのラジオはやっております。

10分位の内容で毎回やってるんですけども、なるべくその10分の間で、

せっかく聞いてもらってる方の時間を貰っているので、有益な情報とか何か一つでも気付きがあればと思って、しゃべるようにしています。

今日ビジネスに関係するお話をちょっとしようと思ってます。

【中国を見れば世界の最先端のビジネス、ITカルチャーを知れる】

 

“中国を見れば世界の最先端がわかる、がしかし、日本は早すぎると誰もついて来れないので、掴んでいる情報が最先端だったら、

ちょっと寝かして、さあ行こか位のスピードが最適解”

ってゆうテーマです。

長いですね。

あの、結論をまず最初に言おうと思ってんですよ。

話が色々例えとかを持って来たくなりそうだなと思ったんで。

こういう話をちょっと今日したいんですね。

どうしてこの話を今日したいかって言ったら、一つの本を読みましてですね、

黄未来さんっていう方が最近が出された

「TikTok 最強のSNSは中国から生まれる」

という本で、すごく面白かったです。

この方のマーケティングの目線ですとか、

ロジカルなすごく解りやすい説明の話とかが、本当に興味深く読みました。

(黄未来さん、Amazonリンクを貼るべきなのかもしれませんが見つかりませんでした・・大変勉強になりました!!)

【フランスという移民国家で文化を】

フランスという移民国家に住んでいるので、そうゆう他の国だとか中国とかの動きっていうのは、肌で感じる事は日々ありまして、フランスにも中国の方めちゃくちゃいっぱい住んでいます。

人口が多いので世界のいろんな国に出られてる数も、そもそも母数が多いんですけど、

めちゃくちゃいらっしゃいます。

中国の友人もいますし、お店とかレストランとかで見かける事もめちゃくちゃ多いです。

その友人とかから話、中国の国内の話とかを聞いてると、もうすごいんですよ。

全然状況が日本と違います。フランスとも違いますね。

 

【中国はwechatで全てオンライン決済!?】

 

どういう事が特にびっくりしたかって言うと、2年前位にもう聞いた話なんですけど

その時すでにLINE的なアプリが中国にもあって、We chatっていうんですけど、

そのアプリで決済が出来るんです。いろんなレストランとか物買う時とか。

その普及が、ほぼ全国民に普及されてるんです。

おじいちゃんとか子供とかもそのアプリで決済して、

しかもその払い先のレストランとかお店とかが、アマゾンとかそういうオンライン系とか大きいレストランだけじゃなくて、八百屋さんとか地域で出てる小さな商店とかそうゆう所まで全部普及してるんですよ。

それで皆さん決済するから、現金を持っていない、という事を中国の何人かの友人から聞いたので、すごくびっくりしました。

 

 【便利なフランスのクレジットカード払い】

 

しかもそれを私が聞いたのって、2年前なんですよね。

その当時、私はもうフランスに住んでいて、フランスも結構カード払いだってことは知ってました。

ヨーロッパとかアメリカとか欧米の中では使えない方かもしれないですけど、

それでもほとんどのお店でクレジットは使えるので現金を普段私現金とか基本持ち歩いてないですね。

ちっちゃいお金5ユーロとか4ユーロとかでも基本的にカード払い出来ますし、

クレジットカードなりもしくは、フランスで銀行の口座を開けたら、

カードを貰えると思うんですけど、口座の。

それがデビットカードで大体それでピッと決済出来るんですね。

そのピッと払う方法も、カードをカードキーに入れて暗証番号を打つとかじゃなくて、

フランス語でいうと、“ソンコンタクト”っていう機能なんですけど、

カードの機械にピッと近づけたら、0.5秒位で決済が出来るんですよ。

めちゃめちゃ早くて便利なんで、普段それで払っています。

【日本は現金主義社会】

 

逆にその日本に帰った時に、まだ結構現金文化じゃないですか。

病院とか電車の切符とか、なんだろう、自動販売機とかレストランとか、小っちゃい商店とか、あんまりカード使えないですよね、まだ。

ICカードは最近普及してるの帰国した時に見ましたけど。

なので、結構現金持ち歩いてない習慣になってるので、

お店でご飯とか食べた時に、

”あっ現金持ってません”

みたいな感じで、あっ!って気づいちゃって

お店の人が、

”えっ、何この人”

って目で見られて、気まずいっていうのを、帰国する度に45回やってます。

すごい、どんくさいんですけど。

マネーリテラシーが全然違うんですよね。

で、中国はめちゃくちゃ早いっていう。

こういうお金の部分でも感じます。

 

【中国バイヤーはライブ配信物販が主流】

 

あと他に私が日常で感じる事と言えば、

バイヤーもやってるんですけども、店舗に買付に行く時に、中国人のバイヤーっぽい方もよく見かけるんですね。

私たちバイヤー市場の中だったら、ネットショップを持ってたら、その商品の画像なり写真

なりを、載せないといけないですね、ネットショップに。

その写真が、綺麗な画像をフォトショップとかで加工して出すものでも、

もちろん売れるんですけど、店舗に置いてある商品の実物画像を撮るってのが結構、

リアル感があって購買意欲に繫がるので、割と手法としてはいいっていう感じなんですね、良く売れるみたいな。

だから、なるべくこうやった方がよくて、

日本の店舗って結構、写真NGみたいな所が多いと思うんですけど、

フランスだったら全然、とか他のヨーロッパの国だったら全然撮ってOKみたいな感じなんですね。

店員さんに聞いたりして、まあ、気にしてない店員さんもめちゃ多いんですけど。

いいって言って貰いながらも気を使って写真を23個撮ってる横で、

中国人のバイヤーさん、バシャバシャ10点位持ってきて撮りまくってて。

なんなら動画でLIVE配信とかしながら、その商品を売ってて、さらにハイブランドの店員さんとかに鞄を持ってもらって、動画を撮ったり写真を撮ったりして、

自分の画面の先の中国にいるお客さんに、この商品どうですか?

みたいな感じで売っているって感じなんですよ。

【中国はメンタルブロックがないから発展が早い】

 

メンタルブロックがなにもない、容赦ないって感じですね、グイグイ行くので、

ブロックがない分めちゃくちゃ新しい物が普及するのが早くて、

なのでお金の決済の方法ですとか、動画での販売とかも早く普及してるんですよ。

さっきの本のタイトル、Tiktokも動画配信アプリですけども、

そういうのも流行るのが爆発的に早くて、日本でも若い世代、1020代の方結構Tiktok使われてると思うんですけど、やっぱりまだ304050代の方が日常使いにはしてないと思うんですね。

何でも新しいものが出たら、中国の人の普及するのがすごく早くて、

そこを見ると、数年後に日本に来る流行りが分かるっていうことをこの本は検証されていて、確かにその通りだなって思います。

めちゃくちゃ面白いです。

是非、興味があったら読まれてみたらいいかなと思います。

それも踏まえて、内容の紹介だけじゃなくて、私なりのビジネス経験を踏まえて、

意見を話したいと思ったんですけど、

中国の人ってメンタルブロックがあんまりないんですよね。

なんでもグイグイいける。

お金の事だったり、動画配信アプリだったり、

新しいテクノロジーとかサービスに関して、やってみるっていう気持ちがすごく多くて、

そうゆう人たちをビジネスのマーケティングの専門用語で言うと、

アーリーアダプターとか、イノベーターって言うんですね。

所謂、iPhoneとか出たらめちゃくちゃ先に買う方っているじゃないですか。

アップルとかが最初に来た時に、すごく早く買った方って日本でも何パーセントか

いると思うんですね。

日本は早めに飛びつくって人が結構少ない市場だと思うんです、アーリーアダプター。

なのでクレジットカードも未だに抵抗がある方、年齢が高い方だったら多いですし、

動画とかも普及が結構ちょっとづつだと思うんですよ。

 5Gの時代~中国は動画アプリの種類が130個以上!?】

黄未来さんが書かれてる本によると、

今中国だったら、動画アプリのサービスが130個位あるんですね。

でも、日本だとまだ数えれる位が今有名になってるアプリは45個だと思います。

使ってる人も、若者層に限られてると思います。

来年動画に関して言うと、5Gっていう回線がやって来ると思うんですね。

今、4Gじゃないですかネットって。まあまあ2Gとか3Gに比べると早くなってますけど、5Gが来たらもう鬼のように早い、

という事を読んだ本とか、聞いた情報には書いてありました。

来年、日本には春かな?位に普及するんですよね、予定では。

その5Gって、早い早いって言うけど、どういう風に早いかって言うと 、

動画とかで重かったら詰まったりするじゃないですか、ダウンロードとか、見るのとか。

それが一切ないっていう。

もっともっと快適になる分出来るサービスの幅が広がるし、見る人たちもハードルが下がってもっともと日常の中で動画を見る時間が増えると思うんですよ。

サービスとかをやってる方に関しては 、動画だったり、ネットを使っての仕事 っていうのは増やしていくと早く市場を取れるっていう事はすごく思います。

【日本はアーリーアダプターが少ない市場】

 

中国を見ると世界の最先端が見えるっていうのは 、めちゃくちゃ肌で体感します。

ラジオで私が特に言いたいことは 、

日本でそれをやろうと思ったらもちろん最先端で出来るんですけど、

アーリーアダプターの割合、早めに飛びつく人が少ないんで

警戒する人が多いから、もし自分が お仕事とかしてる方、自営業とかしてる方で、

掴んでる情報が 、これが世界最先端だっていう自負があるんだったら 、

そのサービスをすぐやるよりもちょっと寝かせて 若干時間を置いて、

さあ、そろそろ行こうか位が、日本でサービスをやる時に成功する

最適解のスピード感かなって私は思っています。

何でもそうだと思うんですけど、海外の物を日本に入れたい、これはいい って思ってやるのって、海外に出てる方だったり、海外の情報をよく知ってる方だったら、よく思うと思うんですね。

新しい情報を得たら 自分の中でもアップデートされたりするので。

その聞いた情報だけを持ってきても、肝心のお客さんとなる日本にいる方っていうのは、 知識とかメンタリティとかブロックが追いついていないから、あまりにも早すぎるとサービスを警戒して 使わない人が多いと思うんです 。

なんでもそうですけど、アップルとかインスタグラムとか、Tiktokとか、こういうラジオ配信とか何でも。

段々使う人が増えてきてたら、みんな使い出すじゃないですか。

 

【ローンチのタイミングの最適解を出す方法】

 

そのいい具合のスピード感を取るために、まずは世界最先端の情報を持つという事。

日本語だけでも情報は取れますけども、 英語とかフランス語とか情報をいろんな角度で取ることが出来たら、日本語になってない情報めちゃくちゃいっぱいあるので 。

取り入れといて、それをどのスピードで出すと、お客さんとなる市場の

メンタリティがついてこれるのかっていうのを考えてながらサービスをやると

自営業をやってる方は上手く波に乗れるんじゃないかと思います 。

【売れるために必要なのは、才能×努力×タイミング】

 

仕事をやる時ってアイデアとやり続ける努力。

才能×努力っていうのは、 すごく大切だと思うんですね 。

それに×必要なのが、タイミングだと思うんですよ。

そのタイミングに早く乗れた人って 成功するじゃないですか、どんな市場でも。

タイミングを上手く見定めるには、海外と日本とのギャップを上手く取り入れながらも

いいタイミングで出すっていう所を掴むのが結構大事なんじゃないかなと思っていて

それが今日のラジオで一番言いたいことですね。

タイミングを見計らう、最適解スピードをを探す事、そのスピードを探す為に

早めに情報を取っておくって事は凄く重要なんですけども、

それを思って今日はラジオを録りたいなと思いました。

全然10分じゃないですね、15分経ちましたけど。

熱弁しました。何か自分で仕事してみたいなとか、そうじゃなくても色んな事に当てはまると思うので、何か参考になったりとか、気付きがあったら嬉しいと思います。

じゃあ今日も良い1日をお過ごし下さい。

ではでは。

Saki

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パリ在住のジャーナリスト、ファッションバイヤー。
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