アパレルバイヤー必見!フランス店員と仲良くなって仕入れ力を強化せよ

バイヤーノウハウ

こんにちは。

パリ在住のアパレルバイヤーのSAKIです。

BUYMA上にオンラインショップを持って、注文が入ったらお店に買いに行く、と言うバイヤースタイルで活動しています。

そんな活動を続けていて約2年、お店に行くことも多いので、店員さんと関係を築けていっています。

振り返ってみると、小さなことだけれど、やっていたから仲良くなっていけたのかな、ということをまとめてみました。

ちゃんと挨拶をする

挨拶の重要性は、日本にいるより格段に高いです。

生活の中でも、マンションの人には絶対挨拶するし、スーパーの会計のときも、目を合わせてBonjourを言わなかったら「何この人?」って感じです。

ブランド店に入るときも、挨拶は必須です。必ず店員さんと目を合わせて「こんにちは!元気ですか?」は100パーセントいう言葉です。

それに加えて、一言二言、「結構久しぶりだねー!」とか「最近見かけなかったじゃん!バカンス行ってたの?」とか、一歩踏み込んだ会話をするようにすると、笑顔でいろいろ近づいて来てくれることがほとんどです。

ザ・無駄話も挟む

一歩踏み込むどころか、何歩も踏み込んで無駄話をすることは、フランスの店員さんは大好きです。

みんな、絶対に話したいんです。いろいろ話して嫌がられることはほぼ100パーセントありません。

その代わり、始まるとめっちゃ長いですが・・・かなり仲良くなれますよ〜。

瞬時にあまり知らない店員さんと会話を弾ませるのも至難の技なので、

私はいくつか話題をカードの札のように頭の中に用意して、持っていくようにします。

「バカンスのこと」「子どものこと」「自分の近況のこと」「日本の情報(好きな人多いから)」などなどね。

フランス語を少しでも話すようにする

パリは、けっこう英語が通じます。

特にハイブランド店舗では、英語レベルの差はあれば、ほとんどの店員さんは英語が話せます。

店員さんにとっては、日々観光客が押し寄せる店内。

英語を使うことも多いようです。

だから、その中で、少しでもフランス語でお客さんから話されると嬉しいようです。

英語ができるとは行っても、やはり母国語で話すのが店員さんも楽だし。いろいろな情報が飛び出します。

最初私は英語メインで交渉をしていましたが、フランス語を少しずつ混ぜることで、交渉で提示してくれる内容のレベルが、格段に上がった気がします。

フランス語を流暢に話す必要はありません。私も話せません。

ただ、単語を少し混ぜるだけでも反応はグッと変わるのです。

できるだけ買いそうな雰囲気を出す

小娘の私がビーチサンダル(←私は日頃よく履いている。楽だから。笑)で入店しても、「こいつ、買わなさそ〜。」っていう反応を明らかにされるので、自分の持っている中である程度シックなものを来ていきます。

高級そう、に見えるものならOKかと思います。

私は自分では全然ハイブランドものを持っていないので、ブランドものは着ないです。ただ、高級そうに見えればいいです。

あと、私がよくやるのは、他の店舗で何か商品を買い付けた時、その買い付けた荷物を持って、新しい攻めたいブランド店舗に入ります。

そうすると、もう明らかにハイブランド店舗で買い物してきた人、なので、このお客さん買いそう、の雰囲気がグッと上がりますよね。

名刺・What’s appの番号を聞くようにする

店舗にせっかく行ったのなら、やって欲しいことは、「名刺をもらうこと」です。

せっかく行って、綺麗めな格好もして店員さんと話して、「じゃ」と帰るのはもったいない。

次に在庫を確認したい時、また店舗に電話をかけるのは「ふり出し」に戻るような感じすらします。

「多分また聞きたいことが出てくると思うんだけど、どうしたらいい?」とか「多分2週間後くらいに買うと思う」などとなんやかんや理由をつけると、店員さんは名刺を出してきてくれます。

大概、そこに書いてある携帯番号はWhat’s appというアプリと連動しているので(LINEのようなコンタクトつツール)

今後はそこで連絡ができるようになると楽ですよ!

電話だったら、聞き間違いもあるし、取ってもらえない時もありますしね。

What’s appなら、画像による在庫の確認だってできます。

以上、フランスで店員さんと仲良くなる方法でした。

他の国でも応用できる内容も多いので、そういう意味でも参考にしてもらえたらと思います。

ではまたねー。

良い1日を!

Saki

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パリ在住のジャーナリスト、ファッションバイヤー。
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