海外移住した女子が語る!ドイツとフランス文化の違い

ぷらぷらと、パリの街を散歩しながら、ベルリン在住WASABIちゃんといろんなことを話していました。
(WASABIちゃんってどんな人↓)
そしたら同じヨーロッパといえども、フランスとドイツ、けっこう違うところがあってお互いにびっくり!
今回はそのあたりを話していきたいと思います。
目次
チップ文化があるのはどっち?
彼女が、レストランで「どれくらいチップをあげればいいかわからなかった。」と言っていて、少しびっくりしました。
パリは、基本はチップ文化がありません。
カジュアルなビストロとか、カフェとか。基本チップを置いていくことはないです。
ただ、星付きの高級なレストランとか、ホテルは少しチップを置くし、そうでなくても、レストランでとっても美味しかったら、チップを置いていくこともあります。
タクシーも、普通に乗る分には構いませんが、スーツケースとか大荷物を抱えて乗り、持ち運びを手伝ってもらったら少し払う時があります。10パーセントくらいでしょうか。
でも義務ではありません。
ドイツはチップ文化はあるそうで、基本10パーセントくらい払わないといけないそうです。
アメリカのような感じ。
これにはけっこうびっくり。ヨーロッパは全部同じでいらないかと思ったわ・・。
旅行の時、もう少しその国のことを調べてから行きたいと思う。
ドイツは新居にキッチンやバスタブや床がない
ひょんな話から引っ越しのことになったのですが、ドイツは引っ越したら、新居はなんっにもないらしいです。
どれくらい何もないかというと、キッチンやバスタブもない。
もっとすごい時は壁や床もない時もあるそうです。(笑)
前の人と同じのは使いたいくない、って感覚だそうです。
箱だけ買う、って感じ。
どうしても欲しかったら、前の住人に交渉して、バスタブを売って欲しい、と持ちかけるんだそうです。
パリでは家具付きの家か、家具なしの家に住みますが、家具なしの家でも床やバスタブやキッチンはあらかじめついていることが多いので、
こだわりがある人は、ブロカント(のみの市)などでバスタブを買って、お洒落に揃えている人もいますね。
どんな日本人が移住してきている?
パリ
シェフ、パティシエ、パタンナー、スタイリスト、靴職人などの職人系が多い。
ネットビジネスの人は少なめ。
あとは文化や語学を学びにきた学生も。
でも英語圏でないので、カナダの留学生などとまた毛色が違う。フランスに興味があって、学生で来た方が多い印象。
日本人のビジネス交流会もあるが、年齢層はベルリンのそれと違う。ベルリンのスタートアップシーンのような20代中心って感じではない。
駐在員さんもいる。
私はそんな印象です。
ベルリン
音楽とアートが強いので、それに携わる方が多い。あと、フリーランスビザが取りやすいので、ネット系のフリーランサーが多い。エンジニアも。
音楽はジャンルとしてはテクノが盛ん。アートはアバンギャルドな姿勢のアーティストが多いとか。
駐在員さんは、ミュンヘンあたりに多い。
同じだったところ
洗濯物を外に干してはいけないとか。
パリは景観保護法で外に洗濯物を干してはいけないです。
基本室内干し。
でも日本と違って湿気がないから、室内干しでも全然乾きます。
窓を開けていたら、夏なら5時間くらいで乾くよ。
それは、ベルリンも同じだって。洗濯物は外に干せない。
文化を誇るフランス人、文化を反省するドイツ人
興味深かったのは、「ドイツ人は、申し訳ないくらい、歴史を反省している」ってこと。
フランス人は、全体的にはフランス文化を誇りに思っているように感じます。
日々の生活や、社会を愚痴っているのはよく聞くけれど(笑)
でもドイツ人は、これまでの歴史を踏まえて、手放しで文化を誇りに思っている、のではないそうです。
歴史の話はセンシティブなことが多分に含まれるので、これ以上言及するならもっと調べてからにすべきかなと思うので、この辺で。
ベルリン在住WASABIちゃんがパリに来て思ったこと
パリに来ていろんなことを感じたって言ってましたが、WSBIオンラインサロンでこんなことを書いていました。
ベルリンとパリを比べて私が思ったこと
→パリはやはり日本とも繋がりが濃くて昔からビジネスをしている日本人も多いためすでにシーンができあがっている感じがある。ベルリンはそういう意味で言えばまだまだ発展途上。縦の繋がりがそこまでないから横でつながって広げていこう!って感じがベルリンにはあるけど、パリは資金力もあるしなにか大きく影響を与えられる可能性を秘めている。パリという街がすでにブランディングとしてかなり機能しているのでその面で大きな恩恵を受けられる。ベルリンはその面で言えばもっと本質的で哲学的で実験的な側面で戦っていくべきと思った。(無理に商業化しないほうがいい)今世界で起こっているグローバリゼーションの後追い発展をしていくのではなく本質的な発展2.0を目指そう!そういう活動をしていこうと思った。
マイナーで、ニッチで、「誰得?」なことこそ大切にしていきたい。(発展の過程でこの芯を失わないようにすることの難しさよ…)
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