暮らしにくいけど生きやすい、フランス移住のメリット・デメリット

ラジオ書き起こし

フランスに住んでいて思う、好きなところ、いけすかんところについて話しています。

この記事は私のpotcast「ep.17フランスの好きなところ、嫌いなところ」の書き起こしです。

音声でもお楽しみください♪→

https://anchor.fm/dashboard/episode/e93sud

 

こんにちは。

パリのアパルトマンからお届けします。

フランスと読書が好きなフリーランスのSAKIです。

このラジオでは私SAKIがパリ生活やビジネス、読書で学んだ事を毎朝10分間配信してます。

 

ちょっとオープニングのキャッチコピー的もの替えてみました。

試行錯誤して、しっくりくるもの色々やろっかなって思ってます。

よそ行きの声には変わりありませんけども。

しかも10分間って言ってますけども、毎回10分収まってないんでね。

大体12分とか13分になってて。

 

そもそも私も収める気があんまりないっていうか、しゃべってて時間見て10分だったら、

「あっ、10分か、まだいけるな。」

みたいな、思ってる自分がいるんで。

そもそも収める気はないんですけども、だいたいそのくらいでやっていきたいラジオと

なっております。

 

DMをね、もらったんですよ。

日本に住んでいる方からで、毎日ラジオ聞いてくれてるみたいで、言ってもらったメッセージは「本当に勉強不足で恥ずかしいんですけど、ニュースとか経済情報とかを簡単に入手出来る方法ってあるんかな?」

っていうのを言ってもらったんですよ。

 

結構うれしかったですね。

このラジオって私の思いとしては、特に女性の生き方とか働き方の選択肢を増やすってのを軸にやってるんで、選択肢を増やすためには情報がないと増やしようがないんですよ。自分の中で。

 

例えば、専業主婦っていう人しか見た事なくて、他にも情報なにも知らなかったら、

それになるしかないじゃないですか。

もし専業主婦と会社員っていう選択肢を知っていたら、どっちにしようって思えるし、

専業主婦と会社員とリモートワークっていう選択肢があるんだったって思ったら、その3つの

中でどれがいいかなって考えれるんで、自分の心地いい選択肢を選びやすくなるんですよ。

 

その為に情報を取っていくって事はすごい必要なので、うれしかったです。

 

それで、その質問に対する私の回答としては、日本で簡単に取れる情報っていったら、

簡単っていう事だったら、最近YouTubeとか、コンテンツ充実してますけど、結構教育系の

コンテンツあったりですとか、経済とかITの事とか、発信してるチャンネルも多いですね。

 

私が特におすすめというか、ハマってるが、

「中田敦彦のYouTube大学」  

ですね。オリラジのあっちゃんがやってるチャンネルで、扱ってるカテゴリーは様々なんですよ。歴史だったり、経済だったり、ITだったり、偉人、昔の偉い人とか、今の偉業を称えた方とかの話とか。

 

色んな事をしてて。

あっちゃんで漫才だから、話もめちゃくちゃ面白くてすごい分かりやすいんですよ。

なるべくニュートラルに伝えようとしてるから、情報として知識を得られる感じですね。

 

私は本当に活字中毒で、一日中何かを読んでインプットしてますし、動画とかだったら、

もっと気軽に聞きながらとか、見ながら情報を得れるんで、文字とかよりももっと

難易度は低いと思います。

文字だったら結構集中しないといけないし、情報を取り慣れてなかったら、内容によっては

しんどいなってなるんで。そのへんかなって思います。

 

今情報が不足はしてなくて、むしろ供給過多だと思うんですよ。

溢れてるから、何を見たらいいか分からない、どうやって選んだらいいか分からないみたいな

ところが悩むポイントだと思うんですね。

 

だから今、おすすめさせてもらったみたいなのを、誰かから聞いたのを見てみるとか、

私がよくやってるのは、自分が信頼出来る人がみてる情報ソースを自分も見るって事を

よくやってますね。

 

このラジオでも、色んな所から取った情報を、分かりやすく伝えられたらいいなって思ってますんで、このラジオもそういうポジションに置いてもらったら、うれしいなと思いつつ、

今日もやっております。 

 

フランス移住のメリット・デメリット

 

今日のラジオのテーマなんですけど、テーマは

 

「フランスの好きな所と嫌いな所」

 

の話をしたいと思っています。

 

っていうのが、また別の方からメッセージをもらっていて、その方は今東南アジアに住んでいるみたいなんですよ、お仕事で。

でも人生の内でいろんな国に、何ヵ国か住みたくて、

ヨーロッパの、「SAKIが思う好きな所と嫌いな所を聞きたいです。」というのを言ってもらったので、私なりの思う所で話したいと思っています。

フランス移住のデメリット

 

まず、あんまり好きじゃない所からです。

交通機関が遅延しまくる

 

5個くらいあるんですけど、まずは全部時間通りに行かないっていう所ですね。

交通機関とか全然、ストライキとかめっちゃあるし、時間も時間通りに来なかったり、バスも

どこどこ行って書いてて、突然途中で降ろされたりするんで、あんまり予定通りにいかない

から緊急、急ぎの用事とか、絶対の用事があるときはちょっと嫌だなって思いますね。

謝らないフランス人

 

2つ目は謝らないってとこですね。

フランス人が謝らないですね。

例えばバイヤーの仕事してますけど、「この商品から取り置きしてください。」って

電話とかして、店に行ったら「売っちゃった。」「商品間違えてた。」みたいなのが

結構あって、それも仕事とかに関わってたら、「もうお客さんにあるって言っちゃったのに」みたいな事が

あるので、対策として自分の身を自分で守る為に2・3回確認をしてますけども、

そういうところが2個目。

クレイジーさが群を抜いている

 

3つ目はやばい奴が多い事ですね。

やばい奴ってクレイジーな、道とかで叫んでる人とかが多いと思います。

 

例えばパリだったら特に言われているのは17区・18区・19区っていうパリの右岸。

北の方でちょっと治安が悪いから危ない、みたいな言われてますけど、そこだけじゃなくて

街にちょっと奇声を発してる人とか、叫んだりしてる人とか、大声で喧嘩してる人とかって、

まぁ日常的に見かけるから、そういうの見たら「ああ、またやばいやつ奴いるわ。」って

思ったりしますね。ちょっと怖いです。

ダイソーや100円均一のような便利グッズが少ない

 

4っ目は便利グッズが少ないっていう事です。

日本に行ったら便利グッズってめっちゃあると思うんですよ。

私結構好きなんですけど。何が目を温めたりする冷やしたりするアイマスクとか、冷えピタとかそういう系の便利グッズ。カイロとかもね。が、ないあんまりないんで、フランス。

日本に帰った時にがっさり買って帰るんですけど、ストックもなくなってきてるんで

やばいなって思ってるんですけど。

そういうのがないから不便やなって思います。

そういう店やろうかなって思ったりもしましたけど、自分で。輸入しよっかなーみたいな。

それほど便利グッズとかないです。って感じかな。

5個じゃなかった。4つですね。

以上の4つです。

フランス移住のデメリット

 

次、好きな所ですね。

フランスの好きな所は、一番思いつくのはまず、暮らしにくいけど生きやすいってことですね。 

暮らしにくいっていうのがさっき言ったみたいに不便だったりとか、時間通りに

何もかもいかないから、そういう意味で暮らしにくいんですけど、生きやすいとは思います。

他人のことは気にしない文化

 

意味は違うなって思ってて、暮らしやすいと生きやすい。

生きやすいっていうのは、あんまりみんな人の目とか気にしてないし、いい意味でも悪い意味

でも他人の事はどうでもいいんで。

好きなようにわりと振る舞えるのが生きやすいなーって思います。

 

ちょっと個人的な感覚としては日本は逆かなって思うんですよ。

暮らしやすいけど生きにくいなみたいな。そうですね。っていうのは思います。

意見を持って議論教育を受けているフランス人

 

2つ目は、自分の意見を持って議論するっていう習慣があるって言うことです。

これは結構、自分がいろんな意見を持って人と話したり、こんな意見もあるんだって知ったりとか、物事を深く掘るのが好きなんでいいなーって思うんですけど。

友達同士とかでも議論すると、すごく長くみんなおしゃべりしますし、家族間でも

めちゃくちゃ喋るんですよ。夜ご飯とか昼ご飯とか、休日、家族で食べますよね。

その時にもうおしゃべりが止まらないんですよ。3時間とか4時間とか、家族でそんなに

喋る?みたいなのがよく見られますね。

わりと、どの家庭でもそうみたいです。結構いろんな人に聞いたりとか、私もそういう場面に

色々行ったりしますけど、本当にめっちゃ喋る。

みんななんか一個のトピックがあったら「こう思う。こう思う。いやそれは違う。それは確かにそうだね。」みたいな感じで議論をしてますね。

バカンスが多い国フランス

 

3つ目は休みが多いっていうことです。

夏のバカンスとか特にすごい長くて、大体2ヶ月ぐらいですし、夏だけじゃなくても

ちょこちょこ休みが挟まれてるんですよ。

 

10月末くらいも2週間ぐらい休みありましたし。

逆にお母さんとかになって、子供も持ったら大変だと思うんですよ。

学校がめっちゃ休みだから。

でもその休みが多いっていう所はいいですね。

働くのとプライベートと、どっちもバランスよく味わえるという所がいいかなっていう。

 

あと追加すると、休みが多いって事に対して罪悪感がないっていうところも好きですね。

 

結構、なんか日本に私がいて働いていたイメージは、休んだら会社の同僚とかクライアントに

申し訳ない 、みたいな。休み過ぎたら、「すいません。」とか、「お休みいただきます。」

みたいな雰囲気があったと思うんですけど、こっちは、次のバカンスいつです、バカンス終わった瞬間に、次はいつから一か月休む、みたいなのを上司とワイワイ話したりするので、そういう罪悪感がないっていうことがいいですね。好きなところです。

メリットでもありデメリットでもある、時間にゆるい文化

 

あとは、嫌いな所でも言ったんですけども、好きな所でもあるんですけども、時間に緩いっていう事ですね。

友達とかの待ち合わせで、フランスだったら、大体15分以内の遅刻は遅刻にならないですよ。一応ね。

わりと7時に待ち合わせっていったら、15分ぐらいまでに来たら、別に連絡なしでも

全然大丈夫。それ以上遅れそうだったら、ちょっと遅れそうだったら、「ちょっと遅れそう」みたいなのを言うのが、マジョリティかなっていう感じです。

 

もちろん、きっちりしてる人もいますよ。もっともっと。

けど、それが結構良くて、私は本当に病気かもしれないんですけど、どうしても時間に着くのがなかなか得意じゃないから、むしろちょっとフランス人の上を行く遅刻具合なので、いつもフランス人の友達とかおまたせてしまうっていう事が多いんですけど、時間に割と寛容な所は

自分に合ってるなって、生きやすいなって思ってます。

移民も多く、意識しない多様性

 

あと、なんでしょうね。

多様性かな。移民も多いし、多様性がある。正解とかが見つけづらいんですよ。

みんな違うし、来た国も違うし、家族の歴史とかも違うし。

そうですね。国籍も違えば人種も違うし、多様性があるので、人と同じじゃないといけない

みたいな、そもそも出来ないんで、ほぼ物理的にだから、「楽だなー」っていうのは思います。

 

そんなところですかね。

色々出そうと思ったら無限に好きな所も嫌な所も出てきますけど。

ざっくりこんな感じで、私は思っています。

 

じゃあ今日はこの辺で。

皆さん良い1日をお過ごし下さい。

それではまた明日お会いしましょう。 

Saki

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パリ在住のライター

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パリ在住のジャーナリスト、ファッションバイヤー。
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