背水の陣を敷き続けて、わたしは仕事で毎月の目標を達成し続けてきました

バイヤーノウハウ

学生の頃から、弟に「お姉ちゃんなんでそんなに生き急いでるん?」って言われてきた猪突猛進のわたしです。

フリーランスで仕事をし始めてからは、さらに猛烈になっている気がします。

だって、フリーランスの仕事はやればやるほど成果や収入に結びつくから。

面白いのです。

で、未経験でライターを始めてから、さらにバイヤーも始めて。

成果は、上がり続けていると思います。

がむしゃらに、猛烈にやってきたのも一因ですが、具体的な勝因?はなんだろうと、今回考えてみました。

マインドの話になりますが、今回はそれを話せたらと思います。

人は頑張れるやり方は違うと思うのですが、この方法が合いそうだなー、と思った人は、試してみてもらえたらと思います。

ベースは背水の陣

まず、私の目標達成の手段のベースは「背水の陣」を敷くことです。(笑)

「背水の陣」って??

えー、広辞苑によりますと、

「わざと川を背にして陣をとり、味方に退却できないという決死の覚悟をさせ、敵を破ったという故事から、一歩もひけないような絶体絶命の状況の中で、全力を尽くすことのたとえ。」

つまり「失敗の許されない状況で全力をあげて事にあたること」だそうです。

これを、やり続けることで、常に進化してきたんだと思います。

これまでは、

・会社を辞めると言ってから、次の仕事を準備し始めたし、

・貯金がほぼないのにフランスに来て、BUYMAで売れなければいけない状況になったり、

・フランスに来てから、フランス語できないと生活むずくない?と思ってフランス語を学び始めたり、

・ビジネス英語やったことないのに、3週間の通訳を引き受けて、やりますって言っちゃってから死ぬほど勉強したり、

・先月の売り上げでは考えられない売り上げを今月達成しなければ支払いが詰む、とか

・ビザの条件が全く揃ってないのに航空券を先にとって、1か月でビザ取らざるを得ない状況にするとか、

数々の笑えない「背水の陣」を敷いていてきました。(笑)

でも、人って追い込まれて、冒頭のとおり「失敗の許されない状況」になると、「全力をあげて事にあたる」しかなくなるんですよね。

その結果、全力でやって、結果が出る、っていうまあシンプルな仕組みです。(笑)

ありえない目標をノートに書いて、自分の中で当たり前にする

次に、例えば、先月の売り上げの2倍を、今月達成しよう!とか。

最初思いついた時は「いやいやいや、ありえへん。この売り上げでもけっこう大変やったのに、2倍とか?は?」って思うんです。そりゃそうですよね。単純に2倍頑張らないといけないし、そもそも頑張り2倍論で売り上げが2倍になるとも限らないし。

それを、まず自分の中で、「当たり前」まで落とし込むんです。

方法は、ノートに書く。手書きで。

思考は思っているだけと、ペンを通して紙に書いて物質化するのとでは、自分の中での納得度が違います。

考えて、書いて、目で見て、落とし込む。

何日か書いていたら、ありえなかった目標が、目指していいもののように錯覚してきます。(笑)

聞かれてもないのに勝手に周りに目標を宣言する

さらに、私がよくやるのは「聞かれてもないのに勝手に周りに目標を宣言する」ってやつです。

周りの人に「あなたの目標はなんですか?」って聞かれる機会ってそうそうないですよね?

でも、聞かれてもいないのに、勝手に目標を宣言するんです。

「私来月○○しますので!」って言います。

自分で勝手に言ったら余計に、それ達成しなきゃ、って気持ちになります。

私は負けず嫌いなので、そこを必ず越えるように、こっそり死ぬほどやるんです。

月の目標を達成したら、自分にちゃんと還元する

そして、こっそり死ぬほどやった結果、月の目標を達成したら。

ちゃんと自分にご褒美をあげたほうが、いいと思いました。

フリーランスは安定していないし、気持ち的には常に余裕がないので贅沢をしたい気持ちにはあまりなりませんが、

目標を達成した実感がないと、次に進めません。

例えば、30ユーロくらいのちょっと豪華なランチを食べるとか、食べたい時にお菓子を買うとか・・。(食べ物ばっかり)

そういう小さな幸せを積み重ねると、「こんな幸せを感じれるなら、次も頑張ろう」って気持ちになります。

こうして、次の目標を達成するために、ますます猛烈に走っていくのです・・また生き急いでるって言われるわ・・。

Saki

211,497 views

パリ在住のライター

プロフィール

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。

Profile

パリ在住のジャーナリスト、ファッションバイヤー。
ABOUT